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★冬の定番新酒の２本セットです。

ともに「とんぼの越冬卵と雪だるまラベル」です。そのラベルデザインは、冬の田んぼを象徴した雪だるまの足元に春を待つ「とんぼの越冬卵」をデザインした冬らしいものにしています。赤とんぼになるアキアカネなどのとんぼは、冬の間は田んぼの土の中で越冬しています。そんな冬の様子を愛らしく表しています。

①とんぼの越冬卵と雪だるまラベル〜粉雪にごり（＊1）〜 　

◇スペック 　
使用米：山田錦100％（神奈川県海老名市産） 　
精米歩合：55% 　
原材料：米・米麹〜純米吟醸、火入れ 　
酵母：協会901号 　

◇味わい 　　
山田錦らしい滋味深い旨みとうすにごり状態の細かな舌触り、のど越しがラベルデザインととてもよく合っています。クリスマスの雰囲気もあり。

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②とんぼの越冬卵と雪だるまラベル〜大雪にごり〜ピチピチ炭酸ガスが楽しい・活性にごり 　

◇スペック 　
使用米：山田錦100％（神奈川県海老名市産） 　
精米歩合：70% 　
原材料：米・米麹〜純米酒、生酒、活性にごり酒 　
酵母：協会901号 　

◇味わい 　
ピチピチとお口の中で跳ねる軽快な味わい。にごり酒であるところも食感的に楽しい。スパークリングでも日本酒なだけに生の魚介類ともケンカしないところもよい所です。
やや甘めですが、時間の経過と共にガス圧が強くなります。（開栓時は注意が必要です） クリスマスの雰囲気もあります。 **************************************************************************

（＊1）「粉雪にごり」の説明です 　全製品を伝統的な酒袋を使った「槽しぼり（ふなしぼり）」で行っているには理由があります。 「槽しぼり」の良いところは他の上槽方法に比べ、上槽中のお酒の変化に敏感だということ、
つまり
１、 最初に出てくる濁った生原酒「あらばしり」

２、 酒袋の目が詰まり、そこに出来たモロミ自体が織りなす層を通って出てくる透明な「中取り」

３、 最後に圧力をギリギリと掛けて絞り出す「責め（せめ）」 の断片に分けるのが容易であること。（それ以外には清掃が簡単という利点も。）
ではその内訳は一回に上槽において出来上がる生原酒の「あらばしり」が全体の１５％、「中取り」７０％、「責め」１５％といった感じでしょうか。うちのお酒は製品のグレードによってこの３つの断片を使い分けています。

では、今回の「うすにごり」の造り方は、発酵が終わったモロミを上槽するときに あえて
「あらばしり」＋「中取り、責め」
として、あらばしりの濁り状態をうまく活かした製品です。

ラベルが「とんぼの越冬卵と雪だるまラベル」ですから、この「うすにごり状態」を泉橋酒造では「粉雪にごり」と呼んでいます。きれいなネーミングだと自負しています。 粉雪のようなお口の中で淡く切れていく爽やかな新酒です。ぜひ、ご賞味くださいませ。